宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))
パワードスーツがミリタリーロボットアニメの先駆となった古典的名作。
同時にファシズム的な問題作と言われますが、さほどではないです。
作中のマッチョな軍国主義社会は、ネタとして楽しく読めますが、同時に、ハインラインらしい一面の説得力も持っています。
そして、ネタを本気でとらえてみると、確かに深いのです。
間違いなく必読のSF作品です。
オリジナル・サウンドトラック「スターシップ・トゥルーパーズ」
映画本編は男気溢れる熱い出来映え(やり過ぎとも言う?)であったが、音楽の方も負けじと燃えるスコアとなっている。作曲はロボコップでもヴァーホーベン監督をコンビを組んでいたベージル・ポルデュリス。
映画そのものが「荒唐無稽な暴力映画」であるため、そのスコアも押し出しは強烈。曲目リストに目を通しただけで、それがお分かり頂けるだろう。愛のテーマらしきものもあるが、もちろん本作品の本領はそこではない。
1曲目「連邦放送局マーチ」の軍隊調のスネアドラムに始まって2曲目「巨大昆虫型異星生物」ではブラスの唸りが大爆発。そこで使われるメインテーマは8曲目「ロジャー・ヤング号破壊」や9曲目「ブレインバグ」でも顔を出し、確実に耳に残る。個人的にはコナン・ザ・グレートやロボコップに並ぶポルデュリスのベストワークではないかと思う。
なお、最後の11曲目に収録されている「イントゥ・イット」はボーカル曲で、ポルデュリスの娘が作詞/作曲して自ら歌っているらしい。劇中では、卒業パーティーのシーンに使われていたようだ。
全11曲、総収録時間約36分。
スターシップ・トゥルーパーズ【字幕ワイド版】 [VHS]
一般的にはB級映画と呼ばれてしまう部類にはいるのですが・・・
VFXもすごいですし、内容も面白いです。
ちなみに、巨大昆虫と戦う設定なのですが、昆虫が動く動く。
ところどころ、グロいところも若干ありますが、まあ許容範囲です。
ただ、虫嫌いの人にはちょっときびしいかも!??
内容は面白いので、虫大丈夫の人にはお勧め。。
スターシップ・トゥルーパーズ トリロジーBOX (3枚組) 5000セット限定生産 [Blu-ray]
3のためだけに購入しました。
1は既に所有、2はレンタルで観て、こりゃ酷い。
3もレンタルで観てまあ許せる範囲。
原作読んだ人なら知ってると思うけど、最初からパワード・スーツ着て戦っ
てるんですよね。挿絵がスタジオぬえで、ガンダムそっくりて言うか、
ガンダムがパクッたような気もするのだが。
しかし3のパワードスーツは完全にガンダムをパクッてますね。
原作は1950年代の作品ですからね。ハインラインは偉大だ。
ところで、日本でもアニメ化もされてるんですよね。随分前だけど。
これも観るに耐えないくらい酷かった。
IGあたりがちゃんと原作通りにアニメ化してくれないかなあ。
スターシップ・トゥルーパーズ [Blu-ray]
まともな映画評論家達には酷評されまくったが、映画秘宝のベストテンだけではダントツのベスト1位に押されていたご存じバーホベン監督のオタクと非オタクでは評価が真っ二つに分かれる問題作です。バーホベン特有の悪意に満ちた演出も素晴らしく、VFXを駆使した殆どやり過ぎの戦闘シーンもオタクなら感涙ものの出来。個人的には近年まれに見る正当派のSF映画だと思うが、なぜこの傑作を最低作などと評する人がいるのか全く理解できません。