よくわかる卒論の書き方 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)
卒論を書かれる方は、是非読んでみて! の、オススメの一冊。
丁寧で分り易く、とても読みやすかったです。
文献の集め方、データの分析はもちろんのこと、「問の立て方」、「行き詰まったらどうするか」など、詳しく書かれていました。
事前に通読しておく事も大切だと思うけれど、書きながらでも何回も確認していきたい本です。
買ってみてよかったです。
TOKUMA Anime Collection『ザ・コックピット』 [DVD]
わたしは、3部作まとめたビデオ作品しか見たことがないため、エンディングテーマソングが短いことにガッカリしました。
できれば1番から2番までの唄が入った部分をチャプターで収録してほしかったですね。残念…
おっぱいバレー [DVD]
綾瀬はるかさんとおっぱい? この不釣り合いな題名が気になって劇場に足を運びました。
映画は,自分の中学時代(60年代ですが)にタイムスリップしたようで,挿入された音楽も懐かしく,いやー,ある話だなあと思って見ておりましたが,これって実話がベースだったんですね。
北九州の中学校に赴任早々,弱小男子バレー部の顧問になった美香子先生(綾瀬はるかさん)は,やる気のない部員たちに“試合に勝ったらおっぱいを見せる”という約束をさせられてしまいます。
今の時代ならば“おっぱいを見る”程度の情報は小学生でも入手できますが,パソコンな無し,携帯無し,CD無しという時代にあっては,性に対する好奇心は“おっぱいを見る”ぐらいが限界の要望だったのかもしれませんね。
ドラマとしては,美香子先生の中では,前任の学校での事件がトラウマになっていて,この“おっぱい…”の約束に葛藤するのですが,部員たちはおっぱいが見たい一心で練習に打ち込み,別人のように強くなっていきます。
さあ,ピンチを迎えた美香子先生の運命やいかに…
鑑賞後はホンワカした感じで劇場を後にすることができました。後味爽快!ナイスおっぱい!です。
沈む日本を愛せますか?
雑誌sight連載の対談であるが実に面白い。以下の調子である。
.自民党は日本の空間を支配しているある種の共同体(未だ言語化されていないが集合的無意識のようなもの)の具現であった。理念型でない正確な反射神経を使った実感政党であった。
そして、寿命がつきて飽きられてしまった。ソ連共産党のように。国民の大多数がポスト戦後世代になってしまったのだ。
.近代といっても明治以来高々140年である。
日本人にとって外来の建前と土着のの拮抗している状態が一番安定する。
.小澤一郎問題は日本問題である。それは日本人の深層意識に伏流している明治以降の日本のメインストリームに対するルサンチマンである。
.霞ヶ関・財界・メディアは対米従属利権の巨大ネットワークである。民主党政権もその中に入った。鳩山・小澤連合は攘夷派(対米独立派)であった。現民主党政権は自民党の21世紀バージョンである。
.歴史とは、全員がたぶん少しづつ嘘をついている。でもその嘘を折り合わせていくとある構造が浮かび上がる(共同化される)。そして、実はその構造が時代を動かしている。
.敗戦後、日本人は自らを欺き主権国家であるようなフリをしてきた。
もう、いい加減卒業して従属国家であることに目を背けることなく、威厳を持って、気分よく老いていくのが国家の課題(国家像)とすべきではないのだろうか。
現況と課題について二人がうまく言語化してくれている。
麦秋 [DVD] COS-022
役者さん達、ほんとに素でやってるんでしょうか。わしらは、酔っぱらってもあんな芸は、
出来やしません。ねぇ〜ねぇ〜が移りそうで怖い。
きっと、スタッフ全員が、何か得体の知れないモノを食らって創ったのかも知れません。
これは、誰もリメイクしないように巧妙につくられた恐怖映画かとも思えます。
不自然過ぎて、恐ろしいのであります。
じゃんじゃん(T_T)