complete of WANDS at the BEING studio
WANDSの曲を聴いてしまうと、現在、巷で流れてる音楽で良い曲というのは無いなぁと思ってしまいます。
このベストアルバムの価格が、このボリュームで、2000円とは・・・
お得すぎますね。
時の扉
やっぱりいいものというものは、月日が経とうとも色褪せないものです。
今聞いても時代遅れなんて感じはしません。むしろ新鮮さすら感じます。
最近思うのですが、こういう強さの影にある切なさを表現するアーティストが少なくなったと思います。不幸のバーゲンセールは非常に多いのですがね。
変なナルシズムよりも、背伸びして意地をはってるかっこよさも失われてきているともお思います。
私はこういうものが再興してほしいと思います。
時の扉
シングル曲はもとい、自身の提供歌詞の楽曲をセルフカバーした「このまま君だけを奪い去りたい」の美しいまでの歌声や、「星のない空の下で」でみせる第二期前半のWANDS的真骨頂のポップナンバーや、「ミスター・ジェイル」で見せる世の中からのイメージに対するストレートな心情吐露、そして上杉により作詞作曲の雄大で肩の力の抜けた優しいナンバー「キープ・マイ・ロックン・ロード」等、聴き応えのある楽曲仮名を連ねてますね。全編に渡って売れ線を意識しつくされたメロディーがひしめき合ってるので、とても聴き易い仕上がりだと思います。