Shout at YUMING ROCKS
スピッツの「14番目の月」の新MIX目当てでした。
スピッツに関しては、前回よりもかっこいい音に満足です。
ただ、数回通して聴いても、他の曲はなんか今ひとつと感じるものが多かったです。
前回のカバーアルバムは他にも「いいなぁ」と思うアーティストの曲がいくつもあり、アルバムとしてよかったのですが・・・
今回はいきものがかりくらいかな
少年メリケンサック デラックス・エディション [DVD]
「クドカン」の脚本・監督の映画と言うことなので期待して観たのだが、出来はビミョーな感じ。ビミョーとは言ったが、もう少し作り込んでくれたらもっとイイ作品に仕上がったのに‥と言う意味で決して悪い出来ではない。序盤の宮崎演じる「かんな」が「少年メリケンサック」を発掘し、佐藤演じる「アキオ」を訪ね衝撃の事実を知り、半ば強引にメンバー集めに奔走する所まではテンポがよく宮崎のコメディエンヌぶりも痛快で面白く観れたのだが、中盤以降が中弛みしてテンポが悪く失速気味で残念だった。メンバーが揃ってから所々にギャグを出して観客を笑わそうとするも、ことごとく外して空振り。「楽屋受け」以外の何ものでもない。観客を笑わそうとするあまり、クサいギャグで「お茶を濁し」映画のテンポを乱している。序盤のテンポが中盤以降も持続していればなぁ〜。残念だ。宮崎あおいが繰り返し言ってたことだが、出演者は楽しく演じられただろうが、観客も同じくそうだったかと言えばビミョーだなコレは。疾走感を持続させるなら2時間は長すぎだ。せいぜい90分がイイとこだろう。出演者に関しては、宮崎が素晴らしいコメディエンヌぶりを発揮!この若手女優の実力を改めて再認識させるに十分な熱演を観せてくれた。佐藤浩市も、ユースケもなかなかイイ。毎度ユースケのハンパないテキトーさには恐れ入った!逆にキム兄は良くないなぁ〜。大根もイイとこだ!監督業は許せるが、あの演技の不自然さはヤバいなぁ。浮きまくりだよ。マルチな才能は認めるが演技は止めたほ〜が無難。勝地君は宮崎とは共演も多いし、周知の仲だがこういう「ベタベタ」した恋人役は初めてだけど、宮崎との息もヌケっぷりも(笑)バッチリでイイ感じ。全体的にライブシーンは少なくて短いしイマイチ盛り上がりに欠けたパンク映画だが、雰囲気は上々か。ラストの歌の歌詞がヤバいので地上波放送は絶望的なんでDVDで観てね。(笑)
少年メリケンサック スタンダード・エディション[DVD]
僕は好きだな、最高級に。
レンタルで見たんですが、ブルーレイでの購入を考えるほどに。
今、篤姫をレンタルで見てる途中で、それで宮崎あおいにドハマリしてこの作品を観たんですが、その彼女がサイコーにいい!
篤姫とは正反対で、ぶっ飛び、ぶち切れ、飛ばしまくりでサイコーに楽しい。
脇を固める俳優陣も佐藤浩市、田口トモロヲなど個性派、演技派が揃い、こちらも実に楽しい演技を披露してくれる。
僕的に冒頭の宮崎あおいとユースケ・サンタマリアの掛け合いが結構好きだったりする。(笑)
なにも考えずに観ましょう。
それでもサイコーに楽しいから。
少年メリケンサック オリジナル・サウンドトラック
映画の中でインパクトの強かった、
「アンドロメダおまえ」と、「僕らのネバーマインド号」が
フルで聴けて楽しかったです。
マサルの「さくららら」「自信がない」も、聴いてて笑いが出るし、
「守ってあげたい」も、「何で?」と思いながら、いい感じです。
歌以外のBGMはゆったりほのぼの系が多く、短いながらもくつろげます。
また、名シーンを蘇らせるBGMもたくさん入っています。
名作ぞろいで、映画を見た人は必聴ですよ。